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『アメリカン・スナイパー』 感想

アメリカン・スナイパー


 第87回アカデミー作品賞最有力候補と謳われた『アメリカン・スナイパー』。
本作はイラクにて「ラマディの悪魔」と恐れられた狙撃手クリス・カイルの自伝に基づいて製作され、放映されるや否やたちまち人気が上昇、第87回アカデミー賞では作品賞など計6部門にノミネートされた。
監督は『父親たちの星条旗』や『ミリオンダラーベイビー』などの作品で著名なクリント・イーストウッド監督。
主演はブラッドリー・クーパー、過酷な肉体改造により得た肉体はクリス・カイルをよく知る人たちを非常に驚かしたという。
 監督は当初『プライベートライアン』でよく知られるスティーブン・スピルバーグが決まっていたが、突然の降板。計画は一時頓挫しかけたが、クリント・イーストウッドの参戦によりこの映画は見事完成を迎えることとなった。
こうして完成した『アメリカン・スナイパー』を今回観てきたわけでありますが、ぶっちゃけて言いましょう。
俺超これ好き!
クリント・イーストウッド様様といった具合で、容赦なく作り込んだミリタリー描写!テンポ良く描かれる家族とのすれ違い!敵スナイパーとの決戦!本当にテンポが良すぎる!
予告からして帰国した後の家族との泣けるお話か、またはPTSDに関してのエグイ話のどちらかなんだろうなぁと、どちらにしても帰国後の話メインなんだろうなぁと思っていたらいい意味で予想を裏切られたよ!
あ、念のため言っておくと原作は全く見てないのでクリス・カイルに関してもWikipediaで調べたくらいでした。
しかもYoutubeとかで観た予告で凄い警戒してた某なっちさんですけど、全然そんなことなかったです!

 翻訳者さんなかなか出来る人でミリタリー系の専門用語に関しても殆ど卒なくこなしていたりと中々のもの!
パーフェクトだ、翻訳者。
ちゃんと忠実にやってくれる人だったので、Bravo小隊の所はB小隊、第一小隊は第一小隊と訳してて緊迫感そのまま!
あ、DIAの所はDIAをルビにして国防情報局とか書いてくれると分かりやすかったかも。(DIAなんて分かる人そうそういなからね、DEAとかCIAならともかく)
本当になっちさんじゃなくて良かったよ!それが僕の一番の不安要因だったので。
というか本当に予告の方のなっちさんは何だったんだろうか?「軍法会議モノだぜ?」を「コトだぜ?」に訳してることから鑑みると完全になっちさんだと思われるんだけれども。あれか、流石に酷すぎたから後退させられたとか、そもそもゲスト翻訳だけだったのか、謎は深まるばかりだけど本当に翻訳者選んだ人ナイスプレイ。GJ。

 あとはアレかな、これから見る人にちょっと注目してほしいのは派兵の度に米兵の車両がドンドン更新されていっているところとかかな。
第一回派兵は至って普通のハンヴィー。第二回派兵は鉄板取り付けたりした現地改修型ハンヴィー(本当に文字通り鉄板を張り付けただけのハンヴィー、米兵の汗と血の結晶)。第三回派兵は装甲強化型ハンヴィー(こっちは正規の更新型なのでドアの構造とかが結構違う)。第四回派兵ではついに発煙弾や対地雷装備モリモリのハンヴィー+MRAP型(対地雷防御車両)と思われるクーガー装甲車。と観客にも分かりやすく更新されていってるのがよくわかるお!(あと無人機プレデターも飛んでたね)
音響はスナイパーの息遣いや戦場の音などプライベートライアン並、いやそれ以上に良いものなのでぜひ劇場で観てほしいところですね!
良い音でしょう?余裕の音だ、迫力が違いますよ。

 っとまぁこんな感じで作品の紹介をしたわけですが、ここから下はネタバレ内容を含みますので、それでもOKという方は追記の方をご覧下され!















 はい、というわけでロンメルのネタバレ過分な感想コーナー!いぇーいパフパフ
…え~と頭痛いです!

 はい、というわけで個人的なそんなこんなは置いといてレッツ感想タイム!

 いやぁ、なんというかテンポ良かったですよ。
いや、さっきからそれしか言ってませんが、本当にテンポ良いんですよ!
冒頭部分は予告でもよくやっていたあれですが、そのあと過去話に始まり、訓練編、結婚編、第一次派兵編、第一次帰還編、第二次派兵編、第二次帰還編、第三次派兵編、第三次帰還編、第四次派兵編、完全引退編という形で話の流れがキレイに区切られていて、変な小細工抜きの完全王道な流れでテンポ凄く良かったです。
これによってクリスとその家族の在り様がその時その時で変化していくのがよくわかるし、アクションシーンと家族とのシーンで区切られているから観ていて飽きない!
ようはメリハリがはっきりしていて分かりやすくかつ飽きさせなく出来ていたというわけですね。
戦闘シーンは手に汗握り、息をするのを忘れるように引き込まれましたし、戦争の幻影に付きまとわれたクリスに家族が苦しむシーンは心を打たれました。

 PTSD描写に定評のあるクリント・イーストウッドですが今回はやや抑えめだったこともあり、家族連れやカップルでも見やすくなっていてそれも広く受け入れられるようになった理由なのかなと感じました。
(三菱のピックアップトラックを見て警戒していたのはちょっと笑いそうになりましたが)
最初の方でムスタファの無修正ビデオ観てた時と第三次帰還編くらいのときの点いてないテレビから戦場の音が聞こえてきているシーンの対比は凄く印象的でしたね。

 また妥協が全くなく、やるからにはやるといったように完璧に軍事描写を描いていたのが素晴らしかったですね。
取り敢えずミリタリーファンとしては文句なしの満点をつけたいところですねw(にわかレヴェルなのでツッコミどころはもしかしたらあるかもしれませんが)
シールズの訓練のデスウィーク(だったっけな?)の描写だけならネイビーシールズだかゼロダークサーティだかの中のシーンの方が好きなのですが、全体の流れ的に見るとそのままの方が違和感が無いので良かったと思います。
(スカートはいてないエイブラムスちゃんには全俺が萌えました)

 妥協なくって言ったけどそういえば3Dのシーンは3Dってまるわかりしちゃったからちょっと残念かなぁとは思ったり。
実写メインっぽいし3Dにあんまり予算回さなかったのかな?とはちょっと思いますた。
でも気にならない人は気にならないだろうし、僕の気にし過ぎかなとかは思ったのであんまり気にしないでどうぞw

 もしも合わせて観るとしたら付け合わせはハートロッカーとパトリオットゲーム、マーシャルローあたりでしょうか?
ハートロッカーは同じくイラク戦争が舞台ですが、こちらは派手な戦闘は無いもののもう一つのイラク戦争という感じで、シールズとは違って爆弾処理メインの泥沼具合がよくわかりましたね。
パトリオットゲームは話は全く変わりますが、こちらも家族愛をメインにした作品で、アメリカン・スナイパーと一緒に見るとどこか感慨深い気分になるかも。
マーシャルローは911以前に作られた映画ですが、イスラムとテロリズムをよく描いた作品で、イスラム過激派がどういったものかがよくわかる作品でした。(トチ狂った将軍のマクレーンが見れます)

 もしも他にと言われたら大正義ブラックホークダウンというところですかね。クリス・カイルが戦場に行き、そして敵を撃ち殺したのは何故なのかということへの明確な答えが示されている作品だと思います。
ブラックホークダウン内でのフート軍曹の
「国に帰れば、こう訊かれる『おい、フート、何故戦う?何のために?もしかして戦争中毒なのか?』ってな。
だが、オレは何も応えない。何故か?どうせ奴らには解らないからさ。
仲間のために戦うってことがな。それだけ……それだけなんだ。」
という言葉がこれをよく示しているように感じます。

戦争は出来ることなら起きて欲しくない。
しかし、何もしなければ大切なものを守れない。
だから古来からの伝わる単純明快な方法を使って守ろうとした。
それが敵を殺すということ。

 この作品が戦争賛成映画なのか反対映画なのか分かりにくいという感想を見たことがありますが、僕はこの映画は戦争反対映画だと思っています。
ビルに直撃する飛行機を見て兵士となったクリスが、最終的にどうしていたかは明確に描かれていました。
国家を守るために兵士となりましたが、戦場に出てからは仲間を守るために敵を撃ち殺していたことは、クリスが戦場からの帰還兵たちのために支援をしていたことでよくわかったと思います。
少なくとも戦争賛成映画ではないと僕は感じましたが皆さんはどう感じましたでしょうか?
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イリヤ@TAlSR

Author:イリヤ@TAlSR
トヴェルシア・アルヴェルシア社会主義共和国代表の主権者です。
映画などが好き。
古臭くてごちゃごちゃしてるブログですがどうぞよろしゅう!

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